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「これ、誰の~?」 |
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年中組担任 「これ、誰の~?」 落し物を見つけた幼児が、持ち主を探しています。少し前まで、教室の中ではこんな呼び掛けが頻繁に聞かれました。落し物は・・・ハンカチ・ティッシュ・ヘアピン・・・いろいろありますが、中でも一番多かったのは「折り紙」です。 ふだん、一日にクラスの中で自由に使って良い折り紙の枚数は、晴だと一人一枚、雨だと増やします。幼児達はその一枚を何度も折り直して使ったり、よ~く考えて何を折るかを決めてから作り始めたり、と大事に使っています。「大事」にしている、はずなのですが・・・。遊びが終り、片づけを始める頃にはあっちにひとつ、こっちにひとつといった具合に折り紙の落し物が出てきます。 「誰の?」 と呼び掛けてもみんな知らんぷりです。そこで、みんなで話し合ってルールを決めました。 ①作った折り紙には名前をかく ②落とし主の現れない折り紙の落し物があった翌日は、折り紙を使えない です。効果はてきめんで、それ以来落とし主が現れないことはなくなり、落ちている折り紙を見つけると 「Aちゃんが作ってた!」「Bくんが同じ色をつかってたよ!」 と、自分達でせっせと落とし主を探してくれるようになりました。
そして、自然と『折り紙一枚でも大切につかう』意識が出始めてきています。先日は、友達同士で色違いの折り紙を選び、半分ずつにして交換し、それを使って二色使いの手裏剣をつくる裏技を編み出していました。 工夫して楽しむ、そしてそれを大切にする。それは生活の中のいろいろなことに応用できるはずです。幼稚園だけではなく、いつでもどこでもその意識を忘れずにいたいものです。 |
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