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楽しいバスの時間 |
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年少組担任 鵜ノ木幼稚園の通園バスは2台あり、各4コースずつ、合計8コース運行しています。 4月当初、初めて年少さんがバスに乗るときのこと。年少さんにとっては幼稚園や通園バスが何なのか未知のことですし、お母さんと離れるということもあるので、 「いやだ~」「ママと離れたくな~い」と泣く子、今から何が起こるのか緊張して乗る子、 ・・・そんなスタートでした。 乗るときに泣いていた年少さんは、バスの中でも泣いているのですが、周りの年長・年中のお兄さんお姉さんが頭をなでながら 「鵜ノ木幼稚園はこわい所じゃないよ。すごい楽しいんだよ~」 となぐさめます。すると・・・泣いているおともだちは徐々に泣き止むのです。 バスから降りる際に 「○○ちゃん、お兄さん/お姉さんと手をつないで、お靴を履き替える所に行こうね」 と言うと、コクンとうなづき手をつないで歩いて行きます。そんな姿は、けなげで、とてもほほえましく思い出されます。
そして、3週間ほどが過ぎると、ほとんどのおともだちは笑顔で 「おはよう!」 と言ってバスに乗ってくるようになりました。 「あんなに泣いていた△△ちゃんも、元気に乗るようになったね!」 ・・・その時期のことを思い出すと、今でもとても嬉しい気持ちになります。
帰りのバスでは、その日に歌った歌や、その日に作った製作のことなど楽しそうに話をしています。 クラスや学年に関わらず、とても仲良しです。年下のおともだちがお兄さんお姉さんとの関わりの中で優しさを感じたり、憧れを抱いたり。また年上のおともだちは年下のおともだちに親切にしてあげたり、いろいろ教えてあげたり。 バスの中では、普段なかなかできないような交流ができる、そんな大切な時間を過ごす場でもあるのです。
このような大切なバスの時間を、おともだちが有意義に、安全に過ごせるように心掛けています。 |
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