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みんなで食べるとおいしいね! |
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年少組担任 鵜ノ木幼稚園での昼食は、給食弁当の日、お家の方の手作り弁当の日があります。今回は特に、給食弁当について取り上げてみたいと思います。 給食弁当の内容は毎回変わります。好きなものが出ると大喜びですが、ときには嫌いなものや、今まで食べたことのないものが出ることもあるでしょう。そういうとき、最初のうちは 「これ、食べられないよ・・・」 と、とまどってしまうおともだちがほとんどですが、まわりのおともだちの中で 「先生、これ、おいしいね!」 と、おいしそうに食べているのを見聞きしたり、あるいは私たち保育者が 「きょうの給食弁当のおかずで、おすすめは△△です!」 と紹介したりすると、『よし自分も△△食べてみよう』という気になり、ちょっと食べてみて 「おいしい!」それからは普通に食べられるようになった・・・そんなおともだちはたくさんいます。 お母様に「○○ちゃんが、苦手だった△△を食べたんですよ」とお話しすると、 「ほんとうですか?家では絶対に食べないってきかないんですよ。信じられない!」 というようなお返事が返ってきたりします。おともだち一人一人に対する周囲の影響、は計り知れないものがありますね。
量的なことについても、入園当初は集団生活に早く慣れることが第一ですから、『まずは自分が食べられる量だけ』食べることから始めていきますが、慣れるにしたがって、 「先生、全部たべました!」 と空の弁当箱を見せてくれるおともだちがどんどん増えていきます。
「みんなで食べるとおいしいね!」 そんな体験をたくさんしているおともだち、2学期からも1学期同様、「おいしいね!」という言葉をたくさん聞けるといいな、と思います。 |
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