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幼稚園でエコ気分? |
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幼稚園で エコ気分!? 年中組担任 ある日、環境についての「もったいない村のモッタくん」という紙芝居を読みました。そのあとで幼稚園や家庭の日常生活の中で、どんなことが「もったいない」のか、みんなで考えてみました。 「電気のつけっぱなしー!」 「もったいなーい!」 「お水を出しっぱなしにする」 「もったいなーい!」 「ご飯を残すのもダメだよね」 「もったいなーい!」 紙芝居になぞらえて声を合わせての「もったいない」コール!! 「でも、お絵かきした紙をポイポイしてるお友達もいるよね?」・・・ 意見を出しあいながら、どうしていけないのか、どうすればいいのか、真剣な話し合いは続きます。 時はちょうど洞爺湖サミットの真っ最中。きっとでニュースを見ながら話題にしている家庭もあるのでしょう。こちらが、地球の温暖化について、気温の上昇と共に、氷が溶けることで水位が上がり無くなりつつある島があることを説明すると、みんな驚きながらも、遠い国に気持ちを馳せたようです。そんな中Aちゃんが、 「先生、地球にやさしくだよね。」 と言いました。日頃テレビなどで何気なく耳にするこの言葉ですが、子どもの心に根づいているのを感じました。 その日から子ども達は、手を洗えば、 「お水出しすぎ、もったいなーい!」「プールのお水の分が足りなくなっちゃうもんね。」「ペーパーも丁度いい長さまで。」 など、友達同士で声を掛け合うようになりました。子ども達にとっては、「もったいなーい」と云う言葉を言うこと自体が楽しいことでもあるのでしょうし、楽しさと共に実際の行動にも浸透して行くのでしょう。 あるとき、Cちゃんがこわれたおもちゃを手に「直して使おうよ!」と持ってくると、それに刺激されてみんなおもちゃがこわれていないか探し始めました。ガムテープや、糸で直す様子に、Dちゃんが 「おもちゃの修理工場だよね。」「直せばまだ使えるもんね。」 といいます。 飽食の時代だからこそ、普段の生活を通しておとなもこどもも物をを大切にして行きたい、それが遊びの中で楽しみながら広がって行くといいな と思っています。 |
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