ホーム > 教諭の言葉
前のページに戻る | |
ままごと遊びから |
|
年長担任
年長になると、自由遊びひとつをとっても、だんだん具体的に、本格的になってきます。 今年の一学期の、ままごと遊びからちょっとご紹介してみましょう。
木製のキッチン台を自分たちで動かし、テーブルや椅子を配置、リビングから玄関へつづくアプローチまで、全部自分たちで作り上げます。 そして、 ・・・ A「おかあさーん、今日のごはんはなあに?」 B「そうねえ・・・あっ!今日は○○サービスでアサリが届く日だわ!アサリごはんにしようかしら・・・?」 A「わーい、やったあ!!」 ・・・ と、母役と娘役の会話。そこに父役の男児が加わって、 C「ただいまー」 A「あ、お父さんだ!おかえりなさい!」 B「あなた、○○がそろそろ来るから、受け取ってちょうだい」 C「ああ、わかったよ」 D「ピンポーン」 A「あっ来た来た」 D「○○でーす」 C「ごくろうさまです、玄関において下さい。かあさーん、アサリが届いたぞー」 母役が張り切って食事の支度にとりかかります。娘役はきちんとお手伝い、父役はリビングでくつろいでいます。 B「できたわよー」 C「はーい、おー、おいしそうだね」 ABC「いただきまーす」 ・・・ まさにどこかの家庭の一場面。あたたかい雰囲気の中での夕食風景に、こちらも見ているだけで幸せな気分になりました。 子ども達は、本当によくご両親の姿を見ていて、あこがれを抱いていることがわかります。
これから二学期ですが、またどんなままごと遊びが展開されるか、楽しみです。 |
|
前のページに戻る |