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朝顔 |
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年少担任
鵜ノ木幼稚園では、毎年五月になると、お家からそれぞれ植木鉢を持ってきて朝顔の種まきをします。 今年も例年通り、五月一日に種まきをしました。
自分の植木鉢の土に自分の指で少し穴をあけ、保育者からひとりひとりの手に渡された小さな種をその中にまき、上から土のお布団をかけました。 Aくんが 「よいしょ、よいしょ」 と土を上からぎゅうぎゅう押していると、隣のBちゃんが 「やさしくかけてあげるんだよ~」 と声をかけ、いっしょに手伝っている姿も見られました。 Cくんは、種が小さな石に似ていると思ったようで、自分の植木鉢の中にある石を見て 「先生、見て!ぼくのにたくさんの種があるよ」 と驚いた顔。年少さんらしい可愛い発想に、こちらも思わずにっこり。
種まきも終わって、今度は水やり。これは年長さんがお当番さんではりきってお世話をしてくれました。年少さんも、保育者といっしょに少し水やりをしました。 数日たち、ポコッポコッと芽が出てくると、子ども達も大喜び。 「ぼくのは?」「わたしのは?」 と気になる様子で、園庭に出るたびに朝顔を見に行くようになりました。
生長の様子とともに、見に行く子ども達の人数も増えて 「きのう赤ちゃんだった葉っぱが、三枚になってたよ」 「○○ちゃんのも芽が出た!」 と、発芽や葉の枚数、大きさの変化をよく観察するようになりました。保育者のところに報告にくる子どもは、自分のばかりでなく、おともだちの朝顔の様子にも気づいてお話しするようになりました。 日照不足の時期があり、 「少し小さめかな・・・」 という感じでしたが、みんな六月の参観日に家に持ち帰り、・・・その後を聞いてみると 「ぼくの朝顔、さいたよ!青だった!」 「わたしのもさいた!もう一こ、くしゅくしゅってなっているのがあるの。ママがつぼみっていってた」 ・・・と、元気に育っている様子です。
みんなで大事に育てた朝顔。夏休みにもたくさんの花がさくといいですね。そしてまた来年も楽しみな活動になるといいなと思います。 |
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