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パーティーが始まります! |
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年少担任
四月・五月のことがまるで嘘のように、子ども達は幼稚園生活にすっかり慣れ、自分の好きな遊びを見つけられるようになりましたし、おともだちと遊ぶ楽しさもわかるようになってきました。毎年この時期、いろいろな遊びを見せてくれる年少組の子ども達です。今年は次のような様子でした。 ある日、担任の私と、三人の子ども達でおままごとをしていると、近くで戦いごっこをしている子ども達、テーブルで粘土や折り紙をしていた子ども達がどんどん入ってきて、大家族のおままごとに発展しました。キッチンを使い料理をするA子、赤ちゃんをおんぶするB男、皿を配るC子、「お買い物をしてきたよ」とかご一杯に野菜をいれて持っているD男、・・・男女関係なく、みんなおままごとが大好きです。 「先生、どうぞ」 「わあ、おいしいねー」 「ハンバーグです」 「デザートです」 ・・・あちらこちらから次々に、しかもほとんど同時に、料理が運ばれてきます。 そんな中で、ブロックで黙々と何かを作っているE男、できあがると 「ケーキができたよ、パーティーをしようよ」 「ああ、わかった、これ、お誕生ケーキね?」 ケーキにローソクを四本立てて、お誕生パーティーの始まりです。 今日はおままごと参加者全員がお誕生日、ハッピーバースデートゥーユーをみんなで歌い、作った料理を食べます。・・・
その日以来、毎日毎日パーティーが行なわれています。 時にはクラスから出て、共有スペースでピクニック気分で。その時には隣のクラスのおともだちも遊びに来てくれました。
楽しく遊んでいるうちに、周りのおともだちの行動やアイディアに刺激を受けて、今までとは違った遊びに展開させていく、そんな様子もよく見られるようになりました。そのようなとき、「子ども達が成長したんだなあ」と改めて感じました。 さあ、二学期はどんな遊びになるのかな? |
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