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トイレって大変!! |
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年少担任
年中や年長になると、
「トイレに行ってきます!」 「行ってらっしゃい」 で大丈夫。でも、年少組ではそうはいきません。特にはじめのうちは、おもらしがあったり、はたまた紙おむつの人もちらほら・・・。 子どもたちは、遊びに夢中になってしまうとトイレへ行かず、もらしてしまうことが結構あります。きっと、今使っているおもちゃを他のおともだちにとられたくない、とか、今一番楽しいところだから、など、理由はたくさんあるのでしょう。最近は 「トイレに行くから、このおもちゃ、先生預かっておいて」 という子どももいます。 遊んでいる途中でもらしてしまっても、周りの子どもたちはとても親切さん。 「○○ちゃんがもらしちゃったから、先生来て」 と、保育者の私を呼びに来てくれたり、着替えて戻ると 「大丈夫?」 と声がかかり、たちまち、普通に遊びに復帰します。 子どもたちの様子を見ていると 「きょうは□□のパンツなんだ!」 というのが、とても自慢になるようです。おともだちや保育者にちょっと見せたり・・・、まだトイレの失敗が多い時期ではぬらして違うパンツに履き替えるのが嫌だからちゃんとトイレにいけるし・・・、効果抜群です!! 幼稚園のトイレが苦手なAちゃん、保育者と一対一でトイレに行っても出なくて、おもらしが続いてしまいました。お家のトイレにはミニーちゃんがいるとAちゃんが言うので、お部屋にあったミニーちゃんにもついて行ってもらうようにしました。行っても緊張してか、なかなか出ないのですが、ミニーちゃんのお陰でトイレに行くのは嫌がらなくなりました。そんな日が続き、とうとうある日、成功!!みんなで大喜びしました。今では、先生もミニーちゃんもなしで、一人でトイレに行っています。 トイレに限らず、たくさん失敗をして子どもたちは大きく成長していくんですね!!
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