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二年保育について |
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年中担任
鵜ノ木幼稚園では、最近は三年保育の割合が相当高くなりましたが、二年保育で入園してくるおともだちだって少なくありません。 私はこのところ年中組を担任することが多いのですが、二年保育児の保護者の方に共通の不安もあるようです。そこで今年の1学期の個人面談のとき、今年入園した二年保育児のお母様から多く聞かれたもの2つを紹介したいと思います。 1つめは、「1年間幼稚園生活を送りある程度集団行動が身についている進級児の中に入り、ちゃんとついていけるのだろうか」ということです。 これは、もちろん保育者がフォローしていますし、また進級児が手助けをしてくれたり、子ども自身も見よう見真似で行動したりで結構なじんで行きます。始めから進級児と全く同じようにとは行きませんが、毎日の積み重ねのうちに差はなくなっていくものです。 2つめは、「昨年度1年間で仲良くなっている進級児の中に入り、友達ができるのだろうか」ということです。 4月当初は確かに、進級児は前のクラスの友達と、二年保育児は二年保育児どうしで、遊ぶことが多いようです。しかし、友達の偏りができないように毎年クラス替えをしていますし、その結果どの子どもにとってもクラス人数の7割以上は「あたらしいおともだち」になるわけですから、次第に進級・二年保育など関係なく遊ぶようになります。 また「二年保育児が家での遊びから得たあそびやアイディアが、進級児にとって新鮮で、進級児がそれを真似て遊びが発展し、急速に仲良くなる」というケースがありました。 大人が心配するほど子ども達はひ弱ではありません。むしろ高い適応力で園生活を楽しんでいるくらいなんですよ! |
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