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年少児の遊びから |
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年少担任
【おままごと】 意外なことに男女問わず人気が有ります。お道具などはしばしば取り合いになるほどです。 「先生、お台所だして!」 の声に、キッチンをセットしてあげると、すぐにお料理の開始です。フライパンにハンバーグを載せて焼いたり、おなべに野菜を入れて煮たりと、お母さんの真似をしながら小さな手で一生懸命作って保育者の私に持ってきてくれます。稚語の残ることばで 「どうぞ、○○です」 と言われると、それだけで可愛くて、つい少々オーバー過ぎる演技で 「おいしかった! また作ってね」 と言ってしまいます。 しかしここからが大変で、今度は競い合うように、保育者の私の机の上にはお料理が運ばれて来ます。『先生はどんな風に食べるんだろう』とキラキラした目で見ている子ども達の期待を裏切らない、満足のいくような演技をしつつ、仲間に入りたいけれど何だか言えない・・・そんな子どもを無理なく遊びの中に誘いながら、日々子どもと共に楽しんでいます。 【ブロック】 特に男の子に人気があります。形を組み合わせて電車、ピストル…、といろいろなものを作ってはそれを使って運転手さんやヒーローに成りきって楽しんでいます。 なかにはブロックで楽器を作り、演奏を楽しんでいる子どももいます。今までには出て来なかったことなので驚き、その豊かな発想に感心しました。 大人が持っている枠にはまった考えだけでなく、柔軟に考えることのできる子ども達の発想を引き出せる道具だと思っています。 子ども達はこれからもきっと、子どもらしい遊びを展開していくことでしょう。子ども達の持つその無限の可能性を少しでも引き出せたら、と考えています。
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