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お手伝いができるようになったよ |
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年長担任
子ども達が年長組になって、やっぱりお兄さん、お姉さんになったんだなと感じさせられることがあります。年少組や年中組の時は自分のことだけで手一杯だった子ども達が、今や「自分達でできることは自分達でする」ようになった、ということです。
例えば、製作やお弁当のときに使うテーブルの準備のとき。ある時私が一人でテーブルを運んでいると「先生、一人じゃ大変でしょ?ぼく手伝ってあげるよ」とA君が来ました。「じゃあ、そっちを持ってね」とA君に声を掛けて運び始めようとすると、B君とC君もやって来て手伝い始めました。その様子を見ていた周りの子ども達も集まって来て、結局全部自分達で運び終えてしまいました。 こんなこともありました。みんなでフルーツバスケットのゲームをした後、自由遊びにしました。たいがいほとんどの子ども達は「自由遊びにします」といった瞬間に散らばって好きな遊びを始めますが、そんな中、Dちゃんが率先していすを片付けていました。それを見て、Dちゃんと仲良しのEちゃんも一緒に片付け始めました。誰かから言われてからするのではなく、自発的に片付けている姿に感心しました。 その他、お弁当のときにテーブルを拭いたり、牛乳を配ったりする「お当番」も喜んでやっています。
「できることが増えたのでやる」ということもさることながら、「何をすればよいか」の状況判断がついたことや、「○○ちゃんがやっているなら、自分も」という負けん気、これらが要因でしょうか。
子ども達はどんどん成長し、幼稚園ではこのような姿をみせるまでになっています。お家ではいかがでしょうか? |
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